社内弁理士のチャレンジクレーム

チャレンジクレームとは「実務家の間に通用する俗語で『だめもと』のチャレンジ精神で審査を受ける限定の少ない広いクレーム」をいいます。社内弁理士が「だめもと」で抽象的な理論と実務の架橋を目指します。

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USPTOによるルール改正についてのCAFC決定は一部認容・一部差戻し 

周知のとおりUSPTOによるルール改正はヴァージニア東部連邦地裁で差し止められている(Tafas v. Doll事件)。差し止められたルール改正は①continuationの制限、②RCEの制限、③クレームが一定数を超える場合のESD(Examination Support Document)の提出である。その控訴審でCAFCが決定を下したという(3月20日付Patently-O記事参照)。

決定の内容は「①は米国特許法120条に反しUSPTOの権限の範囲外、②③はUSPTOの権限の範囲内である。」というものだ。つまりCAFCは①continuationの制限は認めず、②RCEと③ESDは認めたということだ。

米国特許法120条の内容は一言で言うと「一定の条件でcontinuationを認める」である。よってこの決定は当たり前の結論のようにも感じる。ただ決定の内容をちゃんと読むといろいろあるのかもしれない。

また先の記事へのコメントでは「この事件はUSPTOが申し立てなくともen bancに行くだろう」という意見が多かった。en bancとは判事全員で審理される事件(または判事全員の合議体)をいう(wikipedia参照)。

en bancに行くのか、行く場合どのような決定が下されるのか注目される。特に①continuationの制限については2009/3/17のエントリで紹介したMark Lemleyスタンフォード大学教授が指摘するように濫用の問題があるため注目される。
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[ 2009/03/21 22:55 ] 知財 | TB(0) | CM(0)
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