社内弁理士のチャレンジクレーム

チャレンジクレームとは「実務家の間に通用する俗語で『だめもと』のチャレンジ精神で審査を受ける限定の少ない広いクレーム」をいいます。社内弁理士が「だめもと」で抽象的な理論と実務の架橋を目指します。

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特許侵害訴訟件数 国別ランキング 

2009/2/10のエントリでもふれたダブルトラック問題に関連して話題になったのが日経新聞の記事だ。こちらのブログに詳しい。この中で知財高裁の飯村敏明判事のコメントが引用されている。

特許権者と第三者の利益のバランスを図って、公平なものにするには、特許庁と裁判所のダブルトラックによる紛争解決制度を見直すべきだ。例えば、①無効審決の効力は、既に確定した特許権侵害訴訟の被告には及ばないようにする②一定の期間後の無効審判請求を制限する-などの制度変更が考えられる。紛争を1回の手続で解決し、いたずらに繰り返される無効審判で特許権者を疲弊しないようにすることが必要だ


記事の趣旨はダブルトラック問題が特許権者を訴訟から遠ざける一因であるというものだ。では日本の特許侵害訴訟件数は世界的にどの程度なのか。

Finnegan HendersonのMichael Elmer弁護士の調査結果によると、1997~2005年の特許侵害訴訟の累計提訴件数は以下の通りである。中国の件数のうち70~80%が実案と意匠だとすると、米国の件数は圧倒的といえる。日本はアメリカの1/10以下で、6位である。ドイツが上位なのは理解できるが、フランスとイタリアが上位にいるのは意外だ。中国は特許だけに限定しても2000件は越えると考えられるので、やはり日本より上位に来るだろう。

①米国22948
②中国10446(※70~80%が実用新案及び意匠特許)
③ドイツ約7400
④フランス3367
⑤イタリア約3000
⑥日本2016
⑦イギリス752
⑧カナダ705
⑨スイス650
⑩オーストラリア316
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[ 2009/02/11 09:40 ] 知財 | TB(0) | CM(0)
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